これまでのこと
今日までを振り返って
思えば、子供の頃からじっとしていられない子供でした。
- 幼稚園時代、電車の端から端まで大きな声を出して走り回り、幼稚園に乗客からクレームが入る(先生は駅まで送ってくれて、電車の中は子供たちだけでした)→他の子もいたのに先生からは自分が主犯と決めつけられ注意されたため、普段から問題児だったのだと思います(実際自分が先導していたような気がする)
- 小学1年生の授業参観、母親が教室に来るのを待ちきれず教室を飛び出して玄関まで迎えに行ってしまう
- 同じく1年のとき、授業中座っていられず、教室の中をうろうろしてしまう→担任の先生は定年退職前の最後の担任だったそうで、とても優しく、注意はされても叱られることはありませんでした。今思うと授業中も常にしゃべっているか歩いているかだった気もします。
- 小学2年のとき、強迫性障害を発症。手洗い、不安発言が止まらなくなってしまう。気になることがあったりやり残したと感じていることがあると、その場所から離れられなくなってしまい、授業に間に合わなくなることがある→小2の担任の先生は躊躇なく体罰という暴力を振るう先生でとても恐ろしかったのですが、その恐怖よりも強迫の症状による不安の方が耐え難かったです
小3以降は、周りの環境にも恵まれたせいか、強迫性障害の症状は収まり、じっとしていられない性質も少し改善されていきました。
それでも、テストの凡ミスがすさまじかったり、身だしなみに気を遣えず(というか気づかないし興味がないからどうでもいい)髪はボサボサ、服は2、3着を着まわし、ほつれや穴だらけという感じでした(親ももうちょっと気にしてやってという感じですが)。
片付けや掃除も苦手で部屋の中も万年腐海の森状態でしたが、そもそも実家がわりとごみ屋敷だったので(家に来た友人に言われたことがあります)特に気にすることもなくゴミの中で快適に過ごしていました。運動は尋常でなく苦手でしたが、勉強は割りと好きで成績は良い方だったと思います。
中学、高校では空気を読まない発言や、マイペースぶりからか不思議ちゃんと呼ばれることもありました。
授業を受けることが苦手で、先生の説明を聞きつつ板書を見て、それをノートに写す、ということが煩雑すぎて頭がショートを起こし、結果的に全授業を寝るという暴挙に出ました。そもそも耳を使いながら手を動かすということが自分の中では既にマルチタスクで、心底難しいことなのです。また、さすがに授業中立ったりうろうろしてしまうことはないものの、自分の意思で立ったり座ったり発言したりできない環境で長時間を過ごすことはやはりとても苦しく感じました。
家に帰ってから静かな環境で、自分で教科書を読んで、じっくり勉強する方が自分には合っていました。自分の中で明確なスイッチがあり、オンのときは集中できて、オフのときは何一つ吸収できない感じがありました。授業を受けている時間は自分にとって苦痛の時間であり、先生には申し訳ないですが、当時は無駄な時間だと思ってしまっていました。
それでも当時は自分はちょっと変わっているかもしれないけど特に自己主張をせず、周りになにか言われてもただ受け流して生きていれば集団に埋もれて平和に生きていけると楽観的に考えていました。
社会に出るまでは。